なぜ、このカメラを作ったのか
最近、WEB会議が多くなってきましたが、会議中に相手の視線が上に行ったり下に行ったりするのが気になるようになりました。
当方は研修の講師が職業ですので、オンラインでの研修も増えてきました。
そのような中で「そういえば、自分が受講生から自分がどのように見えているのだろう」と気になり始めました。
パソコンの画面とカメラの位置は、ずれているため、受講生を見ながら話すとカメラ目線ではなくなり、カメラを意識して話すと、受講生の表情が見えなくなってしまいます。
それが、この商品の開発の始まりでした。
まず、市販の商品を工夫して使うことによって、画面の真ん中で視線を合わせることができないか、そのようなカメラを探したのですが、良いものがありませんでした。
実際に、色んな種類を購入した。あるものは、カメラが予想以上に大きかったり、あるものは、カメラは小さいけれど顔が大きくアップされすぎでWEB会議には不向きであったり。などなど。
あるときに、良さそうなカメラを見つけたのですが、会話中にカメラが揺れてしまったり、カメラの水平のバランスが難しかったり、話をしている最中に急にカメラが動いてしまったりなど、なかなか、しっくり来ませんでした。それで、自分で納得できるようなカメラと固定部分のセットを作ってしまおうと思い、開発を始めました。
アクリル板も、カメラも、何十種類も試し、最初の試作から約9ヶ月経過して、やっと、納得できるものが完成。
最終的にいきついた透明アクリル板にカメラを固定するというアイデアは、どこにも特許がなかったため、国際特許を申請しました。
しかし、まだ自分の中では最終形ではありません。
将来的には、さらなるカメラの小型化や、カメラ性能の向上など、様々な挑戦をしています。しかしながら、最終形になる前でも使ってみたいという多くの方からのご要望をいただき、今回の発売に至りました。
なお、他のカメラや類似商品にも良いところがあると思いますので、この商品が一番優れた商品だとは思っていません。
現時点においては、自分自身にとっていちばん使い勝手が良いというのが自分なりの正直なセールストークになります。
好みは人それぞれですので、他の類似の商品などともお比べになり、比較されるのも良いと思います。
また、是非、使用してみた方からの正直な感想や、今後の改善リクエストも頂くことができればと思っております。センターショットは、まだ、生まれたての商品ですので、是非、末永く使ってください。